Smartsheet(スマートシート)、データ管理の効率を高める新機能「列リンク」を発表
Smartsheet(スマートシート)は、新機能「列リンク」を導入した。この機能は、表形式ビューのツールバーオプション「その他のツール」→「列データをリンク」からアクセスできるようになった。この革新的な機能により、複雑な数式を記述することなく、異なるシート間でデータを参照できる。列リンクの導入はデータ管理における大きな前進であり、ユーザーは一意の識別子に基づいてシート間の柔軟な参照を作成できるようになる。
列リンクの主な機能は、他のシートの列内のデータを参照することだ。これは、製品カタログ、従業員名簿、請求レートなどのデータソースを扱う際に特に便利だ。複数のシートにまたがってこれらのデータソースを参照することで、ユーザーはデータを常に最新の状態に保つことができる。これにより、効率性が向上するだけでなく、データ管理の精度も向上する。
今回のリリースは、列リンクの初期段階だ。Smartsheetは、今後、より高度な機能を含むリリースを計画している。これらの機能強化は、より複雑なプロセスやソリューションにエンタープライズレベルの柔軟性を提供し、ユーザーエクスペリエンスとプラットフォーム全体の機能をさらに向上させることを目指している。複雑な数式を必要とせずに異なるシート間でデータを参照できるため、Smartsheetはデータ管理の効率と精度を向上させる。今後の機能強化も予定されているため、ユーザーは今後、さらに柔軟性と機能性が向上することを期待できる。
列リンクは、Pro、Business、およびEnterpriseプランのライセンスユーザーがご利用いただける。ただし、この機能を使うには、対象シートの管理者権限と、ソースシートの閲覧者権限以上が必要だ。
出典:Smartsheet