- 1,400人を超える従業員がSmartsheetで日々のプロジェクトを管理
- 数量ベースの実績値管理(EVM)テンプレートを開発、Smartsheetの最優秀賞を受賞
- 有効性と使いやすさが認められ、公式テンプレートギャラリーで入手可能に
Williamsは米オクラホマ州に本社を置くエネルギー企業で、北米最大のエネルギーインフラプロバイダーの1つとして知られています。米国の天然ガスの30%を管理する重要な役割を担う、Fortune 500企業です。
Williamsの建設グループは、これらの大規模なプロジェクトの管理を任されており、プロジェクトライフサイクル全体にわたってプロジェクト管理と建設KPIの追跡を行うためのツールとしてSmartsheetを採用しています。
WilliamsのエンジニアであるAaron Manley氏は、Smartsheetを使用してさまざまなプロセスの効率を高めるという明確な目標を掲げて建設グループに加わりました。グループ内でSmartsheetを導入したことで、Manley氏は部門のアーンドバリューマネージメント(EVM)プロセスの改善を模索するようになりました。このプロセスは、以前はチーム間で一貫性がありませんでした。EVMはプロジェクトのパフォーマンスと進捗状況を追跡するための重要な方法であり、Manley氏はチームのためにこのプロセスを簡素化し、標準化することを目指しました。
新しいEVMソリューションを作成するにあたり、Manley氏はSmartsheetテンプレートギャラリーを利用してインスピレーションとベストプラクティスを収集しました。また、プロジェクトの一貫性と拡張性を確保するためにSmartsheetControl Centerも活用しました。新しいEVMソリューションは、現場で達成されたマイルストーンの物理的な量を追跡することに重点を置き、プロジェクトの進捗状況をより正確に表しています。
その結果、強力で使いやすいEVMテンプレートが完成し、Williamsのエンジニア、プロジェクトチーム、建設マネージャーは、更新されたプロジェクトデータをより正確に表示できるようになりました。この新しい追跡方法により、チームはプロジェクトの完了状況と残りの作業量をより効果的に特定できるようになりました。このテンプレートは品質管理システムとしても機能し、プロジェクト検査官の割り当てとSmartsheetへのデータの取り込みを自動化しました。
Manley氏は、効果的なEVMソリューションの作成に熱心に取り組んでおり、Smartsheet ENGAGE 2022テンプレートコンテストに参加。彼のソリューションは審査員全員の支持を得て、プロジェクトおよびプロセス管理作業パターン部門で最優秀賞を受賞しました。審査員はソリューションの洗練さを称賛し、現在Smartsheetテンプレートギャラリーで全てのユーザーが利用できるようになっています。
EVMテンプレートは、毎日または毎週の進捗を入力するプロセスを簡素化するだけでなく、技術的な専門知識に関係なく、全てのチームメンバーが理解しやすいダッシュボードビューも提供します。これにより、プロジェクト管理グループがさまざまなデータソースやテンプレートに頼る必要がなくなり、手作業の労力が大幅に削減されました。このソリューションでは、プロジェクト管理ツールが標準化されているため、時間が節約され、予測の精度が向上します。
EVMテンプレートの成功とSmartsheetコミュニティーでの認知を受けて、WilliamsはSmartsheetの使用を他のプロジェクト管理アプリケーションにも拡大することを検討しています。
出典:Smartsheet