1時間以内の配達とライドシェアリングサービスの世界的リーダーであるUberは、Smartsheetの力を借りて、計画とライフサイクル開発のプロセスを革新しました。Uberのパフォーマンスマーケティングのプログラム管理ディレクターであるBhavik Joshi氏は、2018年に同社に入社したとき、大きな課題に直面しました。計画プロセスには2,000人時間近く、つまりほぼ52人週が費やされていました。より効率的なシステムの必要性は明らかであり、Smartsheetがソリューションを提供し、プロセス時間を半分に短縮し、計画、実行、レポートのための唯一の信頼できる情報源を確立しました。

Uberのパフォーマンスマーケティングチームは、部門横断的なチームと技術チームで構成されており、以前は複雑な取り組みを管理するためにさまざまなツールとプロセスを使用していたため、遅延と非効率に悩まされていました。Smartsheetを導入したことで統一されたワークフローソリューションが実現し、コミュニケーションの問題とストレスが解消され、よりスケーラブルな運用アプローチが可能になりました。

最も顕著な改善点の1つは、グローバル顧客ライフサイクル開発プロセスでした。以前は、ライフサイクルの作成に最大3力月かかることがありましたが、Smartsheetを使用することで、プロセス時間が40%～45%短縮されました。この効率性の向上により、チームはより多くの実験の実行、より優れたキャンペーンの設計、フラストレーションや機会損失の回避に集中できるようになりました。

Joshi氏はCRMライフサイクルチームと試験導入を開始し、Smartsheetの機能を実証しました。プラットフォームのControl Center機能により、キャンペーンブリーフの自動作成が可能になり、プロジェクトマッピングが効率化され、関係者にタイムリーな通知が確実に届くようになりました。また、この自動化により、プロジェクト追跡用に個別のJiraチケットを作成する必要がなくなり、さらに時間が節約され、手作業の労力が軽減されました。

UberによるPostmatesの買収後、両社のパフォーマンスマーケティングチームの統合にSmartsheetが非常に役立ちました。Smartsheetは、チームメンバーや主要な関係者との明確なコミュニケーションを維持しながら、統合計画、進捗ベンチマーク、タイムライン通知の作成を容易にしました。

Smartsheetダッシュボードは、コミュニケーションを簡素化し、経営陣や関係者への重要なデータのリアルタイム提供にも貢献しています。これらのダッシュボードには、サービスレベルアグリーメント（SLA）が赤、黄、緑のステータスで表示されるため、ユーザーはスケジュールに遅れている項目をすばやく特定し、修正措置を講じることができます。Slackとの統合により、期限が更新されるとSlackチャネル通知を通じて即時更新とアラートが送信されるため、コミュニケーションがさらに簡素化されました。

Smartsheet内の機能製品であるWorkAppsにより、Uberのパフォーマンスマーケティングチームは、特定のビジネスニーズや役割に合わせてコーディングなしでカスタムアプリを作成できるようになりました。これにより、ワークフローの非効率性が解消され、チームメンバーが必要なシート、ダッシュボード、レポートに、より整理されたアクセスしやすい方法でアクセスできるようになりました。

Joshi氏の目標は、さまざまな部門で効率性と革新性を推進できる可能性を認識し、Uber内でSmartsheetの導入とトレーニングを拡大することです。Smartsheetカスタマーサクセスチームを活用して、同僚をプラットフォームの機能を最大限に活用できるパワーユーザーに変えることを目標としています。

出典：Smartsheet