導入事例:東芝グローバルコマースソリューション

Toshiba Global Commerce Solutions、Smartsheet PPMで効率を25%向上

日本の世界的メーカーである東芝テック株式会社の一部門である東芝グローバルコマースソリューションは、世界の小売業者に最先端のテクノロジーソリューションを提供。世界中で300万台以上の同社POSシステムとセルフチェックアウトシステムが導入されており、小売実績と顧客エクスペリエンスを向上させる最前線に立っています。

Smartsheet Modern Project and Portfolio Management(PPM)を事業に統合することにより、同社が新しいソリューションを市場に投入する方法が革新されました。東芝グローバルコマースソリューションズのソリューション戦略ディレクターであるBrian Taylor氏によると、Smartsheet Modern PPMは戦略を特定のソリューションに変換するプロセスの管理に貢献。新製品の商品化の大幅な加速をサポートしました。

Smartsheetを採用する前、同社のプロジェクトチームと製品チームは、データベース、スプレッドシート、ドキュメントリポジトリー、プロジェクト管理ツールの寄せ集めによって行き詰まっていました。この一貫性の欠如により、プロジェクト全体の可視性を維持することが困難になり、進捗状況の監視や問題解決に遅延や問題が発生していました。

新製品の市場投入までの時間を短縮するために、より効率的なプロセスの必要性を認識した東芝グローバルコマースソリューションは、Smartsheet Modern PPMに注目しました。同社のシニアプログラムマネージャーであるScott Graham氏は、Smartsheetがプロセスに合わせてツールを適応させる機能を備えており、プロジェクト全体で迅速かつ継続的なプロセスの改善が可能になったことを評価しています。

東芝グローバルコマースソリューションは現在、Smartsheet Modern PPMを使用してポートフォリオ内の40以上のプロジェクトを追跡し、新しいソリューションの導入を簡単に管理しています。Smartsheetの自動プロセスワークフローは、プロジェクトを開始するビジネスユニットによって開始され、Smartsheet Control Centerでブループリントのプロビジョニングがトリガーされ、プロジェクトの開始から完了まで追跡されます。これにより、プログラムマネージャー、営業およびマーケティングチーム、財務担当者、開発リーダーが標準化された方法でプロジェクトを監視できるようになりました。また、ワークフローの自動化により、関係者はプロジェクトの主要なマイルストーンと期限を厳守できるようになりました。

Smartsheetダッシュボードの使用により、プログラムマネージャーは個々のプロジェクトの進捗状況を詳細に把握できるようになり、ポートフォリオレベルのダッシュボードはポートフォリオの所有者や幹部にスナップショットを提供します。これにより、ポートフォリオ内の全てのプロジェクトを迅速に評価し、リスクや問題を特定し、期限を過ぎたプロジェクトや計画外のプロジェクトに対処するリーダーチームの能力が向上しました。

東芝グローバルコマースソリューションでは、初めてSmartsheetを採用したとき、Control CenterテンプレートをセットアップするためにSmartsheetプロフェッショナルサービスの専門知識を求めました。プロフェッショナルサービスチームは貴重なガイダンスを提供し、アーキテクチャーの改良、環境構築、テストを支援。その結果、持続可能で管理可能でスケーラブルなソリューションが実現しました。

Smartsheet Modern PPMによってもたらされた標準化と一貫性により、東芝グローバルコマースソリューションは一貫したツールキットを獲得できました。これにより、プロジェクトの可視性が向上しただけでなく、ソリューションを迅速に概念化できる小規模で機敏なプロジェクトチームの形成も可能になりました。

また、Smartsheetを使用することで、日常業務効率が大幅に向上しました。プログラムマネージャーとプロダクトマネージャーは、ステータススライドやその他の会議資料の作成に費やす時間を削減し、プログラム管理の効率が25%向上しました。これにより、管理者はより価値の高い活動に集中できる時間が確保され、より多くのプロジェクトに取り組む能力が向上し、イノベーションを推進し、顧客に新しいソリューションを提供できるようになりました。