- Smartsheetでスプレッドシートへの手入力をなくし、全社の業務効率を向上
- 占有率とスタッフのレベル、患者のアクセスとフローの指標の追跡を効率化
- 正確なデータに基づいた臨床リーダーの意思決定が可能に
米オンタリオ州にある179床の施設、St. Thomas Elgin General Hospital(STEGH)は、Smartsheetを使用して業務を効率化し、臨床上の意思決定を改善しています。同病院は、内科、外科、産科、小児科、麻酔科、救急科、精神科、家庭医学など、さまざまな分野で24時間体制の包括的なサービスを提供しています。
STEGHは数力月間Smartsheetを使用して、入院と退院の追跡、臨床データの視覚化と分析、そして毎朝のミーティングの効率化を図っています。同病院のリーントランスフォーメーションおよび戦略的イニシアチブ担当マネージャーであるKat Jacobs氏は、Smartsheetデータの管理が改善され、変化する需要に対応しながら前進する中でイノベーションが促進されていると語っています。
Smartsheetを導入する以前、STEGHは重要な運用情報を追跡するためのよりよい方法を必要としていました。STEGHの患者サービスおよび情報技術サービス担当副社長兼最高情報責任者のMonica Olanski氏によると、稼働率を追跡するプロセスは時代遅れになっていました。臨床リーダーは、毎日のミーティングで、入院、退院、および人員配置の問題に関する情報を提供し、1人のリーダーが通話を円滑に進めながらデータを入力し、別のリーダーがホワイトボードに情報を記録して指標を追跡していました。
現在、臨床リーダーはSmartsheetを使用して、毎日の占有率、スタッフ数、アクセスとフローの指標、その他の重要なデータをコンピューターまたはSmartsheetアプリでモバイルデバイスから入力しています。常時、最大30人の従業員が臨床データをSmartsheetに入力しており、病院は急性期医療ユニットの患者数、退院、入院を追跡できるようになっています。
臨床管理者が毎日スプレッドシートにデータを手動で入力する必要がなくなったため、STEGHの全体の業務効率が向上しました。STEGHの医療および救急部門のディレクターであるTina Oliveira氏は、全てが標準化され、一元化されたため、レポート作成が簡素化され、効率が向上したと説明しています。
STEGHでは、患者数を綿密に管理することで、スタッフ数をより正確に監視するためにSmartsheetも活用しています。また、Smartsheetは、病院の2つの急性期医療ユニットにおける病床管理にも役立っています。
Smartsheetを活用して占有率、フロー、および人員配置の傾向を追跡することで、臨床リーダーはより情報に基づいた意思決定を行うことができます。Olanski氏によると、現在はデータの収集と一元化を含むフェーズ1にあり、将来の意思決定に役立つように報告する指標を理解するフェーズ2に進化させる予定です。
出典:Smartsheet