導入事例:Lutheran Disability Services

Lutheran障がい者サービス、Smartsheetで車両費17万ドルを削減し、正確性・効率性を向上

オーストラリアの非営利団体であるLutheran Disability Services(LDS)は、知的障がいのある人々の自立と地域社会とのつながりを促進する上で重要な役割を果たしています。南オーストラリア州に拠点を置き、交通手段や宿泊施設の24時間サポートなど、必要なサービスを提供しています。しかし、交通費の請求とスタッフの名簿を管理することは、特にオーストラリアの障がい者向けの資金政策が刻々と変化しているため、大きな課題でした。

国家障がい保険制度(NDIS)の枠組みの複雑さと、政府の補助金を管理するための信頼できるプロセスの欠如により、組織の収益は深刻な影響を受けました。輸送コストは特に懸念されており、組織はこれまでこれらの費用を効果的に回収できませんでした。

LDSのシニアファイナンスマネージャーであるDarren Button氏は、組織のプロセスを合理化し、コンプライアンスを向上させるソリューションを見つけることを目指し、Smartsheetにたどり着きました。Smartsheetの機能により、組織は従業員からリアルタイムデータを取得し、名簿変更通知を自動化し、簡単にアクセスできるフォームを通じて請求を管理できるようになりました。サポート担当者は、旅行の開始時にスマートフォンを使用して旅行の詳細を記録できるようになり、正確な請求に必要な全ての情報が確実に取得されるようになりました。

Smartsheetの導入により、LDSの業務は大幅に改善されました。輸送コストとして17万ドルを削減しただけでなく、業務の効率と正確性も向上しました。財務チームはデータを使用して請求を正当化できるようになり、顧客満足度の向上と防御可能な請求プロセスにつながります。

Smartsheetの使用は、この分野全体にもプラスの影響を与えています。より詳細な請求により、クライアントはより多くの資金を受け取ることができ、政府はこれらのサービスの予算をより効果的に計画できるようになります。さらに、組織はより優れたデータにより車両のリースやアップグレードの的を絞った計画につながり、車両フリートをより効率的に管理できるようになりました。

今後、LDSはSmartsheetテクノロジーを業務にさらに統合する予定です。Smartsheetプラットフォームの適応性は、資金構造や収入源の変化などの新たな課題に対応するために組織とともに進化できるため、LDSにとって特に価値あるものとなっています。