EMythは、EMyth書籍シリーズを通じてビジネスコーチング業界に貢献していることで知られ、145カ国で70,000社を超える企業にサービスを提供しています。EMythは、技術の全面的な見直しの必要性を認識し、Smartsheetをこの変革の中核として、自己改革の旅に乗り出しました。

課題は明らかでした。EMythの既存のプロジェクト管理システムは不十分で、Excelに大きく依存していたため、効率的なプロジェクト追跡とタイムラインの視覚化が妨げられていました。このため、プロジェクトの最新情報を把握するために会議に過度の時間を費やしていました。同社の野心的な改革を促進するには、堅牢なソリューションが不可欠でした。

そこで、EMythのプログラム管理ディレクターであるJackie Sangster氏が、理想的なプロジェクト管理ソフトウェアを見つける任務にあたりました。EMythが移行していたGoogle Appsとのシームレスな統合により、Smartsheetがすぐに最有力候補として浮上しました。

変革の取り組みには、Smartsheetを通じて管理される7つの主要なワークストリームが含まれていました。

1. 移行計画：ガントチャートを使用して進捗状況を明確に視覚化し、従来のコーチングプロセスから新しいプロセスへの移行を綿密に追跡します。
2. 企業のブランド再構築：全てのブランドアセットを一元管理し、整理して簡単にアクセスできるようにします。
3. 動画プロジェクト：EMythのクライアントの成功事例と会社の変革の過程を語る新しい動画の作成を記録します。
4. ウェブサイトの開発と再設計：新しいウェブサイトの全てのアイデア、メモ、契約、画像、タイムラインを1つの中央ハブに保存します。
5. コンテンツ開発：EMythの新しい製品配信システムの開発フェーズを追跡し、サービス提供範囲を拡大します。
6. 製品の提供：新しいオンラインコーチングサービスの開発と提供を調整します。
7. 人事：Smartsheetを活用して、拡張されたコーチングネットワーク内の採用およびトレーニングプロセスを効率化します。

SmartsheetとGoogle Appsの統合により、システムの継続性が促進されただけでなく、OutlookからGmailへの移行など、EMythのIT部門によるシステム移行の管理方法も大きく変わりました。

このデジタル変革はEMythの業務に大きな影響を与え、コラボレーションとプロジェクト管理の賛同の文化を育んでいます。効率性は大きく向上し、会議に費やす時間が推定2,000時間節約され、チームはイノベーションと戦略的思考に集中できるようになりました。

EMythのCOOであるBen Ostergaard氏は、SmartsheetとGoogle AppsがIT部門に与えた変革効果について説明し、メンテナンスと危機解決から新たな可能性の探求への移行を強調しています。

EMythのビジネス開発担当副社長Tricia Huebner氏は、同社の企業変革を追跡する上でSmartsheetが重要な役割を果たしていると証言しています。節約された時間とリソースは、新しい製品やプログラムの開発に再投資され、最終的にEMythは顧客が持続可能で収益性の高いビジネスを構築できるよう、より効果的にサポートできるようになりました。

出典：Smartsheet